Sapling

BlenderのデフォルトのアドオンSapling」について。

Blenderのこのアドオンを簡単にモデリング・生成するためのアドオンです。木を1からモデリングしていくことははっきり言って現実的ではなく仮にできたとしてもとてつもない時間と労力を消費することになるでしょう。

このSaplingはいくつかのパラメータを構うだけで簡単にリアルな木を生成できますが、リアルであるがゆえに使用上気を付けなければならないことがあります。

使用しているマシンパワーに合わせて、大きなパラメータをセットしないことです。

Sapling自体はCurve(カーブ)が使用されています。Bevelで肉付けされることによって膨大なFaceが生成され、ポリゴン数が増えます。また、っぱの数を増やすときも注意が必要で、数を増やしすぎると同様にFace数が膨大になりBlenderからの応答はなくなります。
実際僕がSaplingに触れてから数えきれないくらいBlenderが落ちましたが、そのほとんどがパラメータを急激に変化させたことによってBlenderからの反応がなくなってしまってのことです。
こうなると長時間待てばあんがい反応が返ってくるかもしれませんが、僕の経験上それを待つほど余裕はありませんでした。おそらく多くの人がイライラすることになり、ウィンドウを閉じたくなると思います。

Saplingを使用するために…

BlenderSaplingを使用するためにちょっとした作業があります。作業といっても簡単なものでBlenderから呼び出すだけです。

「File」→「User Preferences…」を選択。

下図のように順番に選択してこのウィンドウを閉じてください。

これで Shift+a のメニュー内のCurve以下に「Add Tree」というメニューが加わっているはずです。

パラメータ一覧

Saplingのパラメータは非常に多いのが特徴ですが、操作するパラメータはある程度のものに限られますし、すべてを操作する必要もありません。
また、パラメータの中に4つのスライダーが付いているものがありますが、上から枝のLebel1、Level2、Level3、Level4という感じで理解して差し支えないと思います。

Geometry

木の全体的なことに関するパラメータです。

  • Bevel : 樹の幹を肉付けします
  • Bevel Resolution : 数値を上げることによりなめらかな円を描きますが頂点数が増えるため処理が重くなります
  • Curve resolution : 不明 カーブの曲がる数と思われる
  • Handle Type : カーブのハンドルの処理方法
    • Vector : ベクター
    • Auto : オート
  • Shape : 木のシェイプ プリセットになっていて好きな物を選べます
  • Random Seed : 乱数によって木のパターンを変えます
  • Ratio : 樹の枝の根元の太さを設定
  • Scale : 木の基本的な大きさを設定します
  • Scale Variation : 大きさが変わるがScaleで変えればいいと思う。何のためにこの項目があるかは不明
  • Radius Scale : これも木の幹の根元の太さを設定
  • Radius Scale Variation : 同上 これがなんの目的のためにあるかは不明
  • Preset Name : 自作のプリセットの名前を決める これは未検証
  • Export Preset : 自作プリセットのエクスポート 未検証
  • Load Preset : デフォルトのプリセットを読み込みます ココから始めると楽です
  • Limit Import : プリセットを読み込むときに何らかのリミットをかけるものだと思われます。

Branch Setting

枝に関する詳細設定①

  • Levels : 表示する枝の親子レベル。
  • Base Splits : 基本の幹の量
  • Base Size : 枝が生えてくる位置
  • Branches : 枝の数(※Levelsでそのレベルまで表示させなければ変化ない)
  • Segment Splits : 枝の広がり具合 1以内が妥当
  • Split Angle : 枝の角度
  • Split Angle Variation : 枝の角度のバリエーション
  • Down Angle : 枝を下方向へ垂らす
  • Down Angle Variation : 上記の角度のバリエーション
  • Rotate Angle : 垂直方向の角度
  • Rotate Angle Variation : 上記角度のバリエーーション
  • Branch Radius Ratio : 不明だが0は枝が発生。

Branch Growth

枝に関する詳細設定②

  • Trunk Starting Angle : 不明
  • Vertical Attraction : 枝のアングル 詳細不明
  • Length : 枝の長さ
  • Length Variation : 枝の長さのバリエーション
  • Curvature : 枝の曲がり具合
  • Curvature Variation : 枝の曲がり具合のバリエーション
  • Back Curvature : 枝の基本位置からの垂れ下がり具合
  • Taper : 枝の太さの減退を調整
  • Curve Resolution : 枝のポイント数 数値を上げることでなめらかに曲がりますが処理が重たくなります

Pruning

木の形を整えます

  • Prune : チェックすることで設定した型に収まらない部分の枝を除去します
  • Prune Patio : Pruneの効き具合 0で無効
  • Prune Width : Pruneの半径
  • Prune Width Peak : Pruneの減退し始める高さの位置
  • Prune Power High : Prune自体の上部のPruneのかかり具合
  • Prune Power Low : Prune自体の下部のPruneのかかり具合

Leaves

葉っぱに関する設定

  • Show Leaves : チェックすることで葉っぱを表示します
  • Leaf Shape : 表示する葉のタイプ
    • Rectangular : 四角 葉っぱのテクスチャで透過するために使います
    • Hexagonal : 葉っぱの形のメッシュを表示します
  • Levels : 葉っぱの量を指定
  • Leaf Distribution : 不明
  • Leaf Scale : 葉の大きさ
  • Leaf Scale X : 葉のX方向の大きさ 大きくすることで横に広い葉っぱになります
  • Leaf Bend : 葉の角度が変わります

Armature

未検証のため詳細不明

  • 当方のパソコンでは落ちるため未検証

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