テクスチャーマップで透明にするには・・・

マテリアルでの透明化は僕自身の感想はバージョン2.4以前よりバージョン2.5以上の方が操作がスマートで簡単な気がします。
そしてマテリアルで透明化させる方法は大きく使うデータによってやり方は様々に変化します。

今回はテクスチャーマップを使っての透明化を実践してみます。
テクスチャーマップで透明化させる方法は、ファイルの種類によって異なります。

例えばPNGファイルのようにアルファチャンネルも保存できるデータはファイル自体に透明データが含まれているため、1枚のテクスチャーマップで出来ますが、JPGファイルですとカラーテクスチャーマップとアルファチャンネル用テクスチャーマップの2枚が必要になります。
ファイル容量とレンダリング時のメモリ消費も関わってきますが、PNGファイルで透明化したほうが簡単ですし、パラメータ設定が煩雑にならなくていいですので、PNGファイルで透明化する方をお勧めします。

PNGファイルで透明化する

マテリアルの「Transparency」にチェック。

「ZTranspre」を選択して、「Alpha」スライダーを「0(ゼロ)」へ。

テクスチャのセットですが、該当のPNG形式のテクスチャをセット。

「ImageSampling」の「Alpha」→「Use」にチェック。

「Influence」の「Color」、「Alpha」スライダーを「1」に。

こうして透明化できます。

マテリアルの「Transparency」の「Alpha」スライダーの下に「Speculer」スライダーがありますが、コレは透明化された部分にスペキュラーを与えるか否か、というスライダーです。1であればスペキュラーを与える。0であればスペキュラーを与えない=(イコール)見た目はそこに何もなく、繰り抜かれた状態。ということになります。
下はスペキュラーの有無の違いです。
スペキュラー有

スペキュラー無し

JPGファイルで透明化する

JPGで透明化するにはカラー用のマップとアルファ用の白黒のマップの二種類が必要になります。ただ、PNGファイルに比べファイルサイズが格段に小さくなるのでメモリの節約など期待できます。
とは言ってもそこまで神経質にならなくても良いとは思いますが………。

まず、注意点はアルファ用のテクスチャーマップは「ImageSampling」の「Alpha」→「Use」のチェックを外すこと。コレが入ってると、透明化したくないところも全て透明になってしまいます。ですので、外してください。

それから、マテリアルをPNGファイルと同じに設定されているとすると、テクスチャーマップのアルファ用マップの「Influence」の「Alpha」を「-1」にセット(※PNGの時と逆ですね)。これは、マテリアルのAlpha値と、テクスチャーのInfluenceのBlendタイプとの複合的な兼ね合いもあるのでいろいろパターンによって違います。

そうして出来たものが以下になりますが、PNGと変わりませんね。
PNGでは出来上がりにノイズらしきものが入っていますが、コレはおそらくテクスチャマップの圧縮ノイズと、透明化された部分と透明化されていない部分の境界で処理が混乱しているためで、透明化の境界を黒にするためのチェックボタンがテクスチャーマップの「Image」の「Premultiply」です。これにチェックを入れてみてください。多少は見栄えが変わると思います。

スペキュラー有

スペキュラー無

最後に、透明化したのに、透明化したところも影が落ちてる……って言う時がありますが、その対処は以下リンクを参照してください。

テクスチャーマップで透明化した時、透明化した部分も影が落ちるときの対処法

今回は長丁場になりましたが、最後まで見てくれてありがとうございます。

3DCGソフトウェア「Blender」を使ったあれこれ+PHOTOGRAPH