簡易カメラリグ

簡易カメラ用リグ(Rig)

シーンを作るたびに前から思っていたんですが、ある程度共通するカメラシステムを持ってると操作しやすいけどな~と思っていましたが、すごくシンプルなものを作ってみました。

構造はいたって簡単。
カメラシステムのベース、カメラの位置、カメラのターゲット、そしてズームと回転のコントロールというもの。

本当はカメラビュー内でインタラクティブに操作できるものが理想… と思って作っていましたが、難しくって断念。また時間のあるときにチャレンジしてみようと思います。

ということで構造的に、カメラを直感的に操作する部分と、数値的に操作する部分の2つに分かれています。

カメラを直感的に操作する部分。

①カメラの位置

カメラの位置を決めるためのBoneです。

②カメラ本体

カメラ本体オブジェクト。このカメラ本体はこのリグにおいて直接構うことはありません。位置も視点もBoneでしていするためです。ただ、カメラの詳細設定を行うときにカメラをすぐ選択(右クリック)できるように、便宜上表示しています。

③カメラシステムのベース位置・角度・スケール

カメラシステムのベース位置で、全てのBoneの親になっています。そのため、視点や角度を変えずに(つまりカメラを固定して)平行移動しているような感じの動画ショットを取るときにはこのベースを移動させるとその他のターゲットやカメラ位置など調整が要りません。

④ターゲット(カメラ視点の中心になります)

カメラの視点の中心と成る位置です。カメラのプロパティで「Shift」などを変更していない限り、このBoneの中心が視点の中心となります。このBoneでは回転はできません。常にどこを中心にするか。を決めるためだけのものです。

カメラを数値的に操作する部分

内側の円はカメラのZ軸(カメラの向いてる方向軸)の回転を決めるためのコントロールバーです。
360度回転ができますが、どうしても解決できない問題があったため操作には次のAttentionを参照して下さい。

操作するときは斜めなどを向いているときに「R」で操作を行わないでください。軸の向きなのか何なのか原因がわかりませんが、ある一定の角度の時になぜか回転がかからず、そのまま回転動作を続けると、急にに回転がかかり急にスピンしたようになります。動画にするとコマ飛びしたような感じになってしまうのでキーフレーム打つときなどは注意して下さい。
また、マニピュレーターのRotateを使用するとそうしたエラーが起こらないようです。

次に外側の円ですが、これはカメラのFocal Lengthを操作するためのものです。カメラのFocal Lengthにはこのボーンによって操作できるようにドライバーが組んで有ります。そして表示されている数値は、焦点距離です。カメラプリセットのCanon5Dのセンサーを使うと実際に使われる35mm換算~に合うようになっています。書かれている数字のように「5mm~350mm」の範囲に対応しています。
また、被写界深度とレンズの歪はNode側で構うことを前提としているので、このカメラリグにはそれらを操作するものはついていません。

という、簡単なカメラリグでした。

blenderファイルを公開していますのでダウンロードはこちらから

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